No.74 Muria山の山々の恵み Vol.2

私が暮らす中部ジャワのPatiは、実は食べ物がおいしい地域として有名です。部下が話していたので身内びいきは大いにあるはずですが、インドネシア各地を訪れるとあながち彼の自慢は外れてはいないなと思います。

 

1.長距離バスの食事場所

 

良い例が長距離バスの食事場所です。インドネシアでは長距離バス網が結構発達していて、安価でかなり遠くまで行くことが出来ます。例えばPatiからジャカルタまではおおよそ2000円。距離としては東京~広島くらいではないかと思います。乗車時間は運が良ければ15時間。運が悪ければ24時間くらいです。

運の良し悪しは渋滞があるかないかにかかってきます。インドネシアの渋滞というのはもう最悪で、車がピクリとも動きません。道路の状態が悪いうえに、幹線道路が少なく高速道路も少ないため、でこぼこのした道をひたすら走るしかないのです。

長距離バスのチケットには食事代が含まれており、日本で言うところのパーキングエリアにあるレストランで食事をすることが出来ます。このレストランは長距離バス専門のビュッフェスタイルになっていて、インドネシアの家庭料理が食べ放題という、お客にとってはありがたいスタイルなのです。

 

2.長距離バスのレストラン事情

 

Patiから西、つまりバンドゥンやジャカルタ方面に行くバスに乗ると、まず隣町のKudus(クドゥス)にこの長距離バスレストランがあります。ここのレストランはかなり良い味で長距離バスでの移動時にはこのレストランで食事をすることをいつも楽しみにしています。ちなみにKudusはSoto Kudus(ソト・クドゥス)というインドネシア版お茶漬けが有名でして、至る所にこの料理のWarung(屋台)があります。

夕食を済ませると車中泊で翌朝に西ジャワに到着するというパタンがほとんどで、朝食は到着地のWarungで取ることになります。ところがです。ジャカルタをはじめ西ジャワのWarungはいろいろ行きましたが、私の舌が既にPatiの味になじんでいるせいか、やはりしっくりきません。特に顕著なのがSambalです。

 

3.サンバル専門のレストラン

 

Sambalは私にとってインドネシア料理には決して欠かすことが出来ない食べ物で、日本で言うところのワサビやカラシといったものに近いのですが、ご飯に直接かけて食べることのできる優れものです。先般のブログで記載したTerasiを利用しており、食べ慣れないうちはかなり抵抗がありますが、食べ慣れてくるとWarungで出されるSambalの良し悪しが、リピーターになるかならないかを左右する場合もあります。

PatiにはSambal専門のレストランも数件あり、どれも抜群の味を出します。いつも「こういうのは、日本では万人受けしないかもしれないけれど、ハマる人はハマるだろうな」と思うのです。PatiのSambalレストランは昼時にはかなりの人が入っており、たいそう繁盛しています。あまりの辛さに汗が止まりませんでした。冷たい水を何杯飲んでもダメなのです。

彼の妻から「冷たい水は逆効果になるので、温かいお茶がいい」と無理やりThe Hangat(あったかい紅茶)を飲まされる羽目になりました。話が少しそれましたが、西ジャワのWarungで食べるSambalは、やはりPatiで食べるそれよりもどうも味がしっくりこず、それは部下も同じで「やっぱり食べ物は中部ジャワがいいよね」という結論に至るのです。

 

4.中部ジャワのサンバルが最高の味!!

 

もちろん西ジャワであれ東ジャワであれ、どのインドネシア料理も大好きなのですが、味付けの問題でやはり中部ジャワの料理をより好ましいです。帰りのバスも基本的には車中泊。夕方バンドゥンを過ぎたあたりの長距離バスレストランで食事をとるのですが、やはりKudusのレストランと比べると味の違いはすぐに分かります。

Patiの郷土料理のNasi Gandul(ナシ・ガンドゥール)もジャカルタにはあるそうですが、ジャカルタ在住のPati出身者曰く「全然おいしくない」とのこと。チャレンジャーの街と異名をとるジャカルタですが、Nasi Gandulをジャカルタでチャレンジする気はありませんね~。

先回からのブログで、「発酵食品」の話を書こうとしましたが、つい話が脇にそれてしまい、長くなりますので、次回のブログに記載したいと思います。

 

Sambal

地味なWarungですが、ここのSambalが大好物でして。辛い!!ウマい!!!

この記事を読んだ方はこちらも読まれています

検索

最近の投稿

過去の投稿

pagetop